【保存版】形見は捨てる?残すべき?スピリチュアル的な効果や運気について
2025.05.15
- 形見を捨てるべきか残すべきか迷っている
- 持ち続けることで運気が悪くなるのではないかと不安
- 形見を手放す正しい方法やタイミングがわからない
こんな悩みにお答えします。
形見とは故人の思い入れが深かった品物を指します。形見は故人との大切な絆を感じる一方で、その扱いには悩む人が少なくありません。スピリチュアル的には形見が運気に影響するとも考えられており、アイテムごとに適切な対応が求められます。
この記事でわかることは、以下のとおりです。
- 形見を残すべき場合と手放すべき場合の基準や考え方
- 形見別のスピリチュアル的な意味について
- 形見を「捨てる」「残す」以外の3つの選択肢
- 運気を保ちながら形見を捨てる2つの方法
この記事を読むことで、形見にまつわる悩みを解消し、扱い方について正しい知識が得られます。
ぜひ参考にして、運気を呼び込みつつ適切に遺品と向き合っていきましょう。
形見を「捨てる」「捨てない」は遺品との相性次第
形見をどう扱うかは、遺品との相性に大きく左右されます。
たとえば、ある遺品が持つエネルギーや故人の想いは、受け継いだ人にさまざまな影響を及ぼします。ですので、実際にその遺品を手に取った際、どのような感情が芽生えるのかが「捨てる」「捨てない」という選択の基準となるでしょう。
特に故人との絆を深く感じられる物は、心のお守りとして持ち続け、貴重な思い出として大切にする人も少なくありません。
しかし一方で、遺品に対してネガティブな感情を抱く場合もあります。負のエネルギーを感じさせる物を持ち続けると、気づかぬうちに運気や日常生活に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、自分自身の直感や感覚を信じ、残すべき形見と手放すべき物を慎重に見極めることが重要です。
また、形見を手放す際には、ただ捨てるだけではなく、感謝の気持ちを込めて処分することが大切です。形見は、ただ物理的に存在する品物ではなく、自分や周囲にどのように作用するかを感じ取りながら選ぶことが求められるのです。
形見を捨てることが運気に与える影響とは?
形見を捨てることは、運気に大きな影響を及ぼすと考えられています。
遺品には故人のエネルギーが宿り、それを持つ者へポジティブな影響やネガティブな影響を与えることがあるからです。
たとえば、見るたびに負の感情を引き起こしてしまう品物については、持ち続けることで知らず知らずのうちに運気が低下してしまう可能性があります。ですので、運気を向上させたい場合には、不要なものを思い切って捨てることで、新しいエネルギーを自分の周りに呼び込むことができます。
故人を偲ぶ気持ちは大切ですが、形見をいつまでも手元に置いておくことが、必ずしも故人への敬意を示すわけではありません。むしろ、品物をお焚き上げや供養といった適切な方法で処分することで、故人との絆を尊重しつつ、停滞していた運気を新たにリセットして前向きな変化を引き寄せられます。
形見を捨てる行動は簡単ではありませんが、しっかりと考えたうえで最善の方法を選べば、自分にも周囲にも良い運気が巡る環境を整えられます。大切なのは、形としての持ち物よりも、心の中に宿る故人との思い出を大事にすることです。
形見を手元に残すことの意味とは?
形見を手元に残すことは、故人とのつながりを大切にする行為でもあります。
思い出の品物には、故人のエネルギーや愛情が宿っていると言われているからです。形見を受け取って、長く身近に置くことで、故人の存在を感じることができるでしょう。また、形見を持ち歩くことで、それがまるでお守りのように働き、日常生活に安心感や支えをもたらすこともあります。
さらに、形見は自身の波動にも影響を与える力を持っています。故人が愛用していた品には、彼らの思いや願いが込められているため、そのエネルギーが自分にプラスの影響を与える可能性も高いです。特に、形見を大切に持ち歩くことで、故人との絆を日常の中で感じながら、それが心の支えとなり、ポジティブなエネルギーを育む助けとなるでしょう。
こうした形見の存在は、故人の思い出をいつも身近に感じるきっかけを与え、心に安らぎとつながりをもたらすのです。
形見をもらうときに気を付けるべきこと
形見をもらう際には、故人の想いが込められた品物であることを理解し、感謝の気持ちを持つことが大切です。また、その背後にある故人の意図やエネルギーを感じるよう努めましょう。
あわせて、形見をもらうこと自体が、本当に自分に必要かどうかも考えましょう。
なぜなら、形見には故人の想いが詰まっており、形見として渡す側の遺族の気持ちも詰まっているからです。物によっては維持・管理できないと感じたなら、きちんと理由を添えて断るのも手段の一つです。形見分けを行おうと考えてくれた故人や遺族への最大の配慮にもなります。
受け取った形見を適切に扱い、故人の思い出を大切にすることで、より良い形でその存在を生かしていくことができるでしょう。
形見を使うときに知っておきたいポイント
形見を使う際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
まず、形見として受け取った遺品の意味を理解しましょう。それぞれのアイテムには、故人の思いやエネルギーが宿っています。これを意識することで、形見を使う際の心構えが変わるでしょう。
次に、形見を日常的に無理なく使えるかも考えましょう。使うことで故人とのつながりを感じることができる一方で、所有するのが負担に感じるなら、自分にとってマイナスになりかねないからです。
「形見として持ち続けたいけど、使うにはちょっと…。何かいい方法はないかな?」と感じるなら、形見をリメイクする方法もあります。たとえば、着物をリメイクしてバッグにしたり、指輪をリメイクしてネックレスなどのアクセサリーにしたりすれば、今の自分にあった方法で形見を愛用できるでしょう。
所有すると決めた形見であれば、無理なく負担なく自分自身にとって持ち続けやすい方法を選びましょう。それが故人に対して感謝を示しつつ、いつまでも故人の気持ちに寄り添った対応となるでしょう。
【形見別】スピリチュアル的な意味とは?
形見にはそれぞれ独自のスピリチュアルな意味が込められています。
このような品をどのように受け止めるかは、残された人にとって精神的な支えとなるだけでなく、風水の観点からも重要です。形見を適切に保管したり大切に扱うことは、居住空間のエネルギーを整え、運気を向上させる効果もあるからです。
形見に込められた思いを受け入れることは、心の癒しとなるだけでなく、人生における良い運気を引き寄せる一助となるでしょう。
ここでは主な形見について、込められるスピリチュアル的な意味について解説します。
亡くなった人の指輪(故人の想い)
亡くなった人の指輪には、故人の深い想いや人生の軌跡が刻まれています。
指輪は、愛や約束といった重要な意味を象徴する特別なアイテムであり、遺された人々は故人との絆や温かな記憶を感じ取ることができるでしょう。
さらに、指輪は故人が持っていた気やエネルギーを吸収しやすい特性があります。そのため、指輪に触れることでそのエネルギーを感じ取り、心の支えや癒しを得ることがあります。
故人とのつながりを深く感じながら、その指輪の存在が与える意味やエネルギーを受け取ることで、心に平穏と温もりをもたらすことができるでしょう。
亡くなった人の靴(故人のエネルギー)
靴は大地を踏みしめ、大地からのエネルギーを吸収し体内に取り込むためのアイテムとして、風水学では考えられています。
そのため、亡くなった人の靴には故人のエネルギーが宿ると考えられており、その靴が持つ波動が残された人にも影響を及ぼすとされています。
このように靴は、故人のエネルギーを感じ取りやすいアイテムと言えるでしょう。
亡くなった人の衣類(故人からの波動)
衣類は持ち主の体に触れるものであるため、感情が宿り、長年の使用によって特別な波動が形成されています。
ですので、衣類を身にまとっていると、故人の存在を身近に感じる機会が増えるでしょう。また、衣類を通じて故人の「気」を感じることで、安らぎや温かさを得られることもあるでしょう。
しかし、負の波動を持つ衣類を身につけると、逆にマイナスの影響を受けることもあるため、自分の感覚を大切にし、不快に感じる場合は手放すことが望ましいです。
衣類を大切に扱い、故人を想うことで、その美しい波動を引き出すことが可能になります。
形見を「捨てる」「残す」以外の3つの選択肢
形見についての選択肢は、「捨てる」や「残す」だけではありません。
さまざまな方法で故人の思い出を尊重しつつ、その品物の新たな価値を見出すことが可能です。具体的には、次の3つの選択肢を検討してみてください。
- ①形見分け
- ②売る
- ③寄付する
このように心を込めた手続きは、形見に込められた故人の思いを大切にしつつ、新しい一歩を踏み出す助けとなるでしょう。
形見の取扱いには、多様な選択肢があることを知り、適切な方法を選ぶことが大切です。
①形見分け
形見分けは、故人が生前愛用していた愛着のある品々を、遺族や近しい人々に分配する心温まる伝統的な方法です。
この行為は、故人が残した思い出と触れ合う機会を提供し、大切な記憶を共有することで、悲しみを乗り越えるための心の支えとなることが少なくありません。また、形見分けを通じて、故人との関係を振り返り、それぞれの心に深く刻まれた思いを確認する時間を持つことができます。
さらに、形見分けにおいて受け継がれた品々は、新しい持ち主の手に渡ることで、単なる物以上の価値を持つようになります。そこに込められた故人の思い出や感情が、新たな形で共有されるのです。
家族や親しい人々が一堂に会し、形見を通じて故人を偲ぶ時間は、自然と絆を深め合うきっかけとなり、共通の思い出を通じてお互いを結びつける大切な場とも言えるでしょう。
このように、形見分けは単なる物品の分配ではなく、故人を追想し、人と人とをつなぐ重要な文化的習慣と言えます。
②売る
不要なものや使わなくなった形見を売る選択肢を検討してみるのも良いでしょう。
この方法により、故人の物品が他の人にとって価値のあるものとして再利用されるだけでなく、売却で得た金銭を有効活用することも可能です。特に、状態が良く需要が高い品物であれば、高値で売れる可能性があり、売ることで思わぬ収益を得ることができます。
さらに、この収益を相続税の支払いに充てたり、相続財産を有効活用する方法としても検討できます。相続に伴う手続きや費用の負担は決して軽いものではありませんが、不要なものを売却することによって経済的負担を軽減する一助となるでしょう。
また、売却によって得た金銭を故人の思い出に関連する活動や慈善事業に寄付することで、故人の意思を引き継ぎ、新たな形で多くの人々とのつながりを築くことも可能です。
このように、売るという選択肢は経済的にも感情的にも意義のある行動と言えます。
③寄付する
形見を寄付する方法も非常に意義のある選択肢です。
特に、衣類や家電製品など、まだ使用可能なものであれば、必要としている人々に届けられることが大切です。寄付によって、故人の物品が他者の生活に役立つことができ、故人の思い出を甦らせる機会にもなります。
また、寄付は感謝や思いやりの気持ちを具現化する行動となります。物品が他の誰かにとって特別な意味を持つことになり、新たな価値を宿すことも珍しくありません。
こうした選択は、故人の生涯を振り返ると共に、その思いを未来につなげる素敵な方法にもなります。
【運気を下げずに】形見を処分する方法
形見を処分する際には、できるだけ運気に悪影響を与えずスピリチュアルな意味も考慮した方法を選ぶことが重要です。
故人とのつながりを大切にしながら、形見を処分するには『お焚き上げ』と『塩を使った浄化』の2つの処分方法を押さえておきましょう。
必要に応じてこれらの方法を活用することで、故人への無礼を回避しつつ、安心して形見を手放せます。
お焚き上げする
お焚き上げとは、神社や寺院で遺品や故人の大切な物を供養し、生前お世話になったものへの感謝の気持ちを込めて慎重に処分する方法です。
お焚き上げは、故人のエネルギーを清めるだけでなく、物品に宿ると言われる負の波動を取り除き、心身の浄化をもたらすとされています。故人を敬いながら適切に遺品を処分できるため、多くの人に選ばれています。
また、お焚き上げが神聖な場所で行われることで、その神秘的な力が実施した人自身や家族にも良い影響を及ぼし、平穏な心をもたらすことが期待されます。
このような清らかな手順を経ることで、故人との思い出を大切にしながら、新たな生活への一歩を踏み出す心構えが整うでしょう。
塩で清めて浄化する
もう一つの方法は、塩で清めて浄化することです。
塩は古来から浄化作用があるとされ、負のエネルギーをお祓いできる力を持つと信じられています。形見を処分する前に、塩を使ってしっかりと浄化することで、物品から残留するネガティブなエネルギーを取り除くことが可能です。
塩で浄化するためには、まず形見を清らかな場所に置き、周囲に塩を振りかけます。その後、しばらく放置して浄化を行います。塩を使った浄化は自宅でも行いやすく、故人との思い出を大切にしつつ、心の整理もできるメリットがあります。
とはいえ、マイナスが感情や気配を払拭できないときは、寺社でのお焚き上げも検討しましょう。
まとめ
今回は形見の扱い方や、形見にまつわるスピリチュアルな効果について解説しました。
形見は故人との大切なつながりを感じさせるもので、心の中に特別な場所を保持するものです。そのため、形見を捨てる・捨てないの判断をするときは、形見に対する感情や相性をもとに感覚的に判断しましょう。
そのうえで、残しておきたい、使っていきたいと感じるものは形見として持ち続けることで、あなたの生活にプラスの影響を与えてくれるでしょう。反対に、ネガティブな印象を受けたり、嫌な気配を感じたりする形見は適切な方法によって手放しましょう。
形見を捨てる・残す以外の選択肢は、次の3つです。
- ①形見分け
- ②売る
- ③寄付する
また、運気を下げずに遺品を処分するなら、以下の方法を選びましょう。
- お焚き上げ
- 塩を使った浄化
こうした手法を使って処分すれば、故人への感謝や敬意を込めるとともに、自分自身の心の整理にも役立ちます。
形見をどう扱うかは個人の価値観や状況により異なりますが、重要なのは故人を偲びつつも、未来への一歩を踏み出すことです。
次に何をするべきか迷ったら、まず手元にある形見に触れ、その意味を考えてみてください。その行動が、あなたの心を穏やかにし、新たな生活への一歩となるでしょう。